2013年10月24日木曜日

★レッスン39・・・ト長調分散和音の練習

先週はカレンダーの都合でレッスンが無かったため、2週間ぶりです。

風邪をひいたのですが、この歳になると「軽い風邪」でもなかなか治らず辛いです(笑)


♪♪♪♪♪♪♪♪♪

今日もひたすらト長調!

今日もひたすら音階!


まずは調弦。
ピアノに合わせて四苦八苦。
まだまだ時間がかかりますw


続いてト長調音階練習。


今日は珍しくメトロノームを使っての練習です。
レッスン開始以来2度目・・・?


メトロノームの音を4つ聴きながら1音ずつー、ハイ。


次は1つずつ聴きながら2つスラー、ハイ。


今度は1つずつに合わせて4つスラー、ハイ。


ひえ~~~~~っ!


じゃ、今度はウラ拍でスラー、ハイ!


うお~~~~~~っ!



頭では分かっててもウラで拍とってスラーになると混乱する!


「これ、とっても練習になるからおウチでやってみてね!」と先生。



◆教本6、7:ト長調分散和音の練習


教本6の音階。まずはデタシェで。

デタシェは=ベタ弾きです。

弾いてみせると、

「デタシェは、フォルテっぽく弾かないとデタシェにならないのでしっかり弾いて」とのこと。

しっかりと、レガートで。なるほどー。



次に譜面通りに「スタッカートスラー」で弾きます。

スラーなので1弓で弾きつつ、スタッカートなのでプツプツと音を切って弾きます。

弾いてみせると、

「力を入れたまま弓を止めるのではなく、力を入れて弾き始めたら力を抜く。一旦力を抜いて音を止めて、また力を入れて弾き始める」とのこと。


ソー、ラー、シー♪
ソォーッ、ラァーッ、シィーッ♪

テキストだとこんな感じでしょうか(笑)。小さい「ッ」が納得いかないけどw


あとは、
・2の指、3の指、「置いたまま」の記号に従って弾くこと。
 ⇒後々、重音などで必要になってくるので、大事とのこと。

あー、そりゃそうだ(><)

・和音の真ん中の音は高めにとる。
 ⇒低いと暗い和音に、高いと明るい和音に。


教本7の音階。

全然スムーズに弾けません!!!


⇒1フレーズずつを、アップ・ダウンでひたすら弾きまくります。
「はい、あと10回ー」「あと5回ー」とスラーの100本ノック??



「これ100回くらいやって」


「100回くらいずつ弾いてから、つなげて弾く」


はいーーーーっ!!(><、)


あとは、
・G線・D線を弾くときは、もっと腕を高くする。
 上から弾く感じで。
  ⇒上から手首を吊るすように持ち上げて弾きます。

・ダウンの時に途中から腕が下がるクセがある。まっすぐ弾く。
  ⇒やってみると、確かに弓の真ん中くらいに来るとカクンと腕を下げようとした気配がありました。
  腕の重さに負けて伸ばす前に下ろしてしまうようです。

・左手、E線に来ると下がるので、下げない。手の甲の高さを変えずに指だけ動かす。
  ⇒E線を押さえようとする際に左手が指板の下側に回ろうとしてるみたいです。
 これじゃ左手がバタバタするはずだ~。


ということで次回も引き続き音階練習♪

今は音階のダメダメすぎるので、曲に行きたい気持ちもありません(笑)

これが終わると暫く曲が続いて、次は別の新しい調に入ってしまうようなので、今のうちに、できるだけちゃんと弾けるようになりたいです!

先生付きで基礎練習の仕方の練習ができるのは今のウチだけ!

・・・と思って、がんばろ!


2013年10月10日木曜日

★レッスン38・・・調弦デビュー&つりがね草2

あースッキリしたー!

今日のレッスンはかなりスッキリしたー!


10月に入ってぶり返した夏の気候。
暑いからと言って今更サンダルも無いだろうと靴に合わせてうっかり革ジャンを選択してしまったために汗だくになってレッスンに向かいましたツキコです、こんにちは。

先週、仕事の都合でレッスンをお休みしたので2週間ぶりのレッスンです。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪


~調弦デビューしたよの章~


いつも通りに楽器に肩あてをセットし、ハイっと先生に差し出すと、

先生「あれっ。前回チューニングやんなかったっけ?」

私「あ、はい。やりました」


・・・やりました・・・けど・・・?


と、顔を上げると先生の表情が


あ・・・自分で調弦してみろってことね^^;


私「あ、い、いいですか?私が調弦しても」


調弦スタート。


前回調弦の仕方を教わってから自宅で頑張ってみてはいたのだけど、色々なことがモヤモヤしていたので解決するチャーンス!


~音叉ってどうよ?の章~


私「先生、私どうもチューナーの基準音が聴き取れないので、音叉を買いました。しかも昨日。」

「そいで、今朝はこれで調弦してみたんです」

本当は箱付き(共鳴箱)付きの置型の音叉が欲しかったのですが、昨日行った楽器屋さんには無かったので、とりあえず箱なしの音叉を購入し、持って来ました(笑)


持ち運びには便利な大きさですねw


このハンディ音叉、コツーンとやっても音がしない。
アレ?昔、ギターやってる知人がチューニングする時叩いてた音叉は音聴こえてたのになぁ。

聴こえないので、コツーンとやった後は耳に突っ込んで(案外落ちないんだなコレが)それを聴きながら調弦をしました。


先生「音叉ねー、私あんまり好きじゃないんだけど」


アラ、そうなのね^^;
まぁ、いいやw


で、今朝調弦したA線を鳴らしてみます。

先生「あ、合ってるっぽいね」


ヨッシャ━(゚∀゚)━!


先生「チューナーもいいけど、実際オーケストラだとピアノで合わせるし、レッスンの時はピアノで合わせるのでいいと思うよ」


と、いうことで、ピアノを叩いてもらって改めて調弦開始。


ピアノ「Aーーーー♪ーーー♪ーーー♪」


エイっとA線のペグを緩めてから音を上げていきます。

先生「一回緩めたら音上げていって、さらに上の音出してから、今度は下げていくと分かりやすいよ」

おぉ!いつも先生がやってるのはその音か!

真似してやってみると、お!確かに分かりやすいかも!


私「今!合ってると思います、どうですか?」

先生「うん、合ってるよー、OK」


ヨッシャ━━(゚∀゚)━━!!


先生「はい、じゃ次はピアノの音なしで聴きとって調弦ね」

A線とD線を重音で弾きながらペグをグイグイ。


私「きたー!これ、どうですか?!」

先生「合ってる合ってる」


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


続いてG線。

私「G線は・・・聴きとるのが苦手です・・・」

けど、レッスン室のせいか、先生が居るせいか、音が捕まえられました。不思議。


最後にE線

先生「E線はペグでやらないでアジャスターでね」


あれっ、そうなの?

けど、E線って、音の差が良く分からない・・・。

アジャスターを思いっきり緩めて、上げて行きます。


あ、


来た。


私「これっ、合ってると思いますっ!」

先生「うん、合ってるよ」


ヤッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


先生の補助付きではありますが、晴れて調弦デビューを果たしたのであります!


今日はこのまま自分で調弦した楽器でレッスン開始です!


ひゃっほーい!!



~音階練習のモヤモヤの件~


ということで音階練習に入るのですが、先週、調弦を教わった時に先生が仰っていたこと。


"耳で調弦したのをチューナーで見ると少しズレてたりはする。"


その時は「そりゃそうだよねー」ぐらいにしか思わなかったのですが、いざ、家で練習しようとしたときに気がついた。

チューナーでズレてたら、チューナーを頼りに音階練習できないんじゃね?


・・・と、いうことを先生に相談したら、「そりゃそうだよね~」ということで、

チューナーを見ながら練習する時は、チューナーで調弦する。
耳で調弦したときは、耳で聴き分ける。


・・・というワケで、

家ではチューナーで調弦してチューナー見ながら練習してもOK。
レッスンではピアノで調弦するようにしましょう。


・・・という結果になりました。


あーー、スッキリしたーー!



つーことで音階練習をしたんですが、自分で調弦して先生にOKもらった楽器を弾くのってなんか安心するっていうか、なんでしょうね、

自分で下ごしらえした材料を料理する感じっていうか。

家での練習の心配ごとが解消したおかげで身が入るというか。



◆教本5:ト長調の音階練習(2オクターブ)


楽器の構え方をもう少し前に持って来てみては?とのご提案。

この方が指はラクなハズ。

ただし、弓が曲がりやすい。

色々試してみて、位置を変える事も検討してみる。


下りの音階で1の指を残して移弦する際の、1の指を離すタイミングが遅いので4の指が届いてない事が判明。

クセが取れるよう練習する。


♪曲:つりがね草

先生「じゃー、今度は入りの『せーの』ナシで弾いてみましょう。」と。

「プロの演奏家の人って結構鼻息すごくない?あんな風に思いっきり息を吸って、それで弾き始めてみてね。」

「あ、息はちゃんと吐いてねw」


よぉーし!・・・と思って息を吸ったはいいが、


あれっ、アップ(ボウ)で息を吐くのってなんかヘン!


改めて言われると、いつもどうしてるのか分かんなくなっちゃったよー!(><)


出だしでつまづいて先生爆笑(笑)orz


今まで、出だしでアップの時って・・・息吸ってたのかな?あれ、どっちだろ・・・。


大きな声で歌うつもりで、息吸って、で、吐きながら弾けばいいんだよネ・・・?


カンタンな事だよね?


カンタン・・・


意外に難しーな!w


・一番高い音のトコのスラーを、気持ちを入れて
・中盤の分散和音のトコをレガート気味でなめらかに盛り上げて

・・・とアドバイスをもらい、

とりあえず、音階練習のお陰もあって、今まで一番の出来で合格いただきました!


あー、いい曲だ!


先生「古くからある民謡だしね、やっぱりずっと残る曲っていうのは、いい曲多いよね」


と改めて言われると、妙に納得。


そうよね!いい曲だと思って弾ければ気持ちも入るはず!今後出てくる曲はみんないい曲のはずだ!



~新しい奏法の宿題~

先生「えーとなんか色々奏法が書いてあるんだけど」

「マルトレはいいや、スキップ」

とマルトレに×を書く先生。スキップだなんて珍しい。


●デタシェ・・・

先生「これは良く『ベタ弾き』って言ったりするんだけど、レガートに近い感じでベーベーベーって弾くの。」

ものすごく平たい表現で分かりやすい(笑)

「ベタ弾き」って、なるほど、しっくり来やすねw


●スタッカート・・・(教本に書いてないけど次の楽譜に書いてある記号はスタッカートなので)

先生「スタッカートって、良く『音を切る』って言われるんだけど、あれ違うんだよね。正しくは『音を区切る』なの。速いパッセージとかになってくると結果的に弓を跳ねるように弾いたりするんだけど、それはそれでスピッカートっていうのになってくるんだよね」

へええ~、そうなんだ!
確かに「スタッカートは音を切って」って学校で教わったな!


先生「なので、音と音の間に無音を入れるように弾く」


勉強になりやす~!



♪♪♪♪♪♪♪♪♪

先生「始めてどの位ですっけ~?」

私「今月で丸一年になりますっ!去年の10月の途中から始めたので!」

先生「わ~!感慨深いねぇ~!」


そうなんす。一年経つっす。

一年続けられたなんてあっしも感動です。


先生「一年で調弦任せられるようになるなんて異例だよー。調弦って、説明が難しいからねぇ。ツキコさん、説明したら分かってくれるからさ」


まじっっすかーー!(゚∀゚)


ただ、音は聴き取れるみたいですけどね、弾けないんですよ、あっしは(笑)


2013年10月8日火曜日

目指すは、ゼペットじいさん

私はピノキオを観た事がない。

が、昔、なんかの機会で次のようなシーンを見て、衝撃を受けた。


『ゼペットじいさんは、大喜びして(多分ピノキオに生命が宿って動き出した時)、壁に無造作に掛けてあったバイオリンを手にし、下手ながらも陽気に弾きながら、歌い、踊りました』


・・・え?そこらへんにバイオリンが置いてある・・・?


・・・え?下手くそだけど、楽しく弾ける・・・?



それまで私のなかの「バイオリンのイメージ」というのは、クラシックのための楽器であり、高級で高価で品のあるものだというのもでした。


ゼペットじいさんが、「そこらへんにある日用品」のようにバイオリンを手にしたそのシーンを見て、

大昔のイタリア人なりが街角で気軽に楽器を弾くシーンなどが一気にアタマの中でほどけてフラッシュバックしてきました。


ああ、そうか、これもただの楽器だ。



何か楽器を始めたいな、という思いを強く、明確にしてくれたきっかけのひとつでもありました。


ゼペットじいさんはきっと、いちいち肩当てなんて付けてから弾いたりしない。

けど、いきなり手に取って弾き出す事ができるのだ。


昔本気でバイオリンを習っていたことがあるのか?
その時の気分に合わせて選曲できるほどレパートリーがあるのか?


恐るべしゼペットじいさん。


つきつめて考え出すと、段々悔しくなってくる(笑)


しかし、目指すはゼペットじいさんなのだ。


私は、アマオケに入りたいとか、人前で弾けるようになりたいという目標はありません。

私の目標は、老後、「暇だな~」と思った時とかにふと、「バイオリンでも弾こう~」という生活を送ることw

日常生活に、楽器を弾くという選択肢を取り入れたいのです。


そのためには、今から訓練を始めて、「気軽に」「ストレスなく」弾けるようにならなくてはならないのです。

老後になっても、「くっ・・・小指が・・・とっ・・届かない・・・」とか食いしばりながら弾いていたらイミがないのです(笑)



目指せ、ゼペットじいさん!



2013年10月2日水曜日

★レッスン37・・・調弦&つりがね草

気づくと秋になっておりました。

毎日、湿気もなく、カラッとした、少し冷んやりとした空気。

あー、そう言えば去年の今頃バイオリン始めたんだった・・・と思い出しました。

異常なほどやる気が出て、何かやらなくちゃ!と無性に思わせるこの気候の良さ。

読書の秋、運動の秋、食欲の秋・・・とはこの事ですな。


バイオリンを始めてそろそろ一年・・・そして原点回帰とも言える音階練習にハマっているツキコです。こんにちは。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪

私「先生!調弦がうまくできません!」

レッスン室に入るなり叫ぶワタクシ。


先生「調弦?やろっか~。チューナーある?」

私「今日は持って来ましたのです!!」


悩みをぶつけると即座に対応してくださるマイティーチャー、ステキすぎる。


先生「これ、音出るやつ?音聴いてやってる?」

私「ハイ、音出ます。うー・・・、音は出さないでやってます・・」

先生「できたら、音を出して耳で調弦してみて」


チューナーのA音を出します。

チューナー「Aーーーーーー♪」


先生「調弦の時は必ず一回緩めてから始めてね」


ペグをエイヤっ!と緩めます。

そこからA線を弾きながらペグを締めるのだけれど・・・

いい位置で止まらない!!!


ここで、ど~しても微調整できない時のウラ技を教えてもらう。

糸巻きと指板の間の弦の浮いてるトコロをぐいっと一瞬だけ、指で押す。

少しだけ音が高くなる。

逆に、弦の真ん中あたりをぐいぐいと指で引っ掛けて引っ張る。

少しだけ音が低くなる。

なんと~!ほんとに音が変わった!!すごい。


けどこれは、ほんとにほんとにウラ技なので、滅多にっていうか基本禁止。

オーケストラのチューニングとかでは絶対やらない。とのこと。

ハーイ、分かりました!


続いてA線とD線を重音で弾きながら調弦します。

ここからはチューナーは使いません。耳で聴いて調弦するようにとのこと。

A線とD線の2音が一瞬、パーンと広がるその一瞬を、聴き逃さない作業です。

先生が「今っ!聴こえた?」

聴こえた・・・ような・・・えーと・・・w

何回かやってると、確かに一瞬広がる瞬間が聴こえてきたような。


ペグが上手に止められない事については、楽器屋さんにお願いすれば、回転位置をずらしてくれたりするそうで、自分の回しやすいように調整してもらえるそうです。
今度、弦の交換をするときに聞いてみよう。


そんなこんなで調弦の練習をほどほどやって、最後は先生に調弦し直してもらいました。


◆教本5:ト長調の音階練習(2オクターブ)

今日も続くよ音階練習。


指に力入りすぎ、力抜いて~

はいーっ!


手首まっすぐ~

はいーっ!!


自分で自分を苦しめてるよ~、力抜いて~

はいーっ!!!


なんだか頭のなかにエースをねらえやアタックNo.1のテーマソングが流れてきました。

先生「今日は初見もやってもらおうと思って持ってきたんだけど。調弦と音階練習で終わっちゃうよ~、頑張って~」

初見とかムリーっ!
やりたいけど今日はムリw


♪曲:つりがね草

もうほとんど時間ないけど、曲行きます(笑)

・出だしのアフタクト、短く弾くと曲が切れてしまうので、テヌート気味に充分弾くこと。
・中盤は分散和音なので、音程のズレが目立ちやすい。
・スラーでテンポが崩れないように、アタマの中で8分音符を刻みながらキッチリ弾くこと。

あー、ほんとにいい曲ですね。
上手に弾きたいです。

来週仕上げということで、今日はここまで!