2013年5月14日火曜日

【コンサート】大野和士指揮ウィーン交響楽団&庄司紗矢香

バイオリンを始めてから初めてのコンサートに行って来ました。

2月にチケットをGETしてから待ちに待った紗矢香サマのバイオリンコンチェルト!!

いや~、「勉強になりました」って言えたらいいんですけど、レベル違いすぎてとても言えないww


演目

◆モーツァルト: オペラ『フィガロの結婚』 序曲
◆ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
                  : 交響曲第4番



~公演直前のおはなし~

チケットを買ったあとで引越しし、なんと会場であるサントリーホールまで、事務所から徒歩5分という恵まれた環境になりました(笑)
TシャツGパンで出勤し、夕方、フォーマルに着替えてサントリーホールへGO!

開場まで少し時間があったので、カラヤン広場のバーで一杯。
あ~、至福のひととき~( ´ー`)

開場してから中に入ると・・・アレ??
久々のクラシックコンサートでしたが、来場者が、来場者の服装が・・・


結構汚ない。。。(・・;


年配者の方を中心に、キチンとした服装の方(和装の方も居る)も見受けられるのですが、
でも全体的に、ラフな方が多い気が・・・。
会社帰りのサラリーマンのスーツも多かったのですが、本当に「会社帰り」みたいな感じでヨレヨレ感が。

クラシックコンサートと言っても色々あるので、席によってはそんなに気合を入れる必要はないと思うのですが、今回の公演は一番安い席でもそれなりだし、せめてスマートカジュアルが妥当ではないだろうか。。まあ、いいや。

それから、ホール内のバーカウンター前。
みんな、コーヒーやシャンパンを飲んでくつろいでいる。

そして

パンを食べている。


一瞬、「なにっ?!」と驚いたけど、それはそれは大勢の人たちが、モシャモシャと買ってきたパンを食べているのだ。

たしかに、19時~だと夕飯も間に合わなかったろうし、公演中にお腹が「グー!」と鳴ったらたまらないだろうし、なるほどなぁ。みんなそれを分かって準備してきてるんですね。
まるで戦の前の腹ごしらえのような真剣な面持ちでみんな食べているのです。

私がホール入りする前に飲んだバーの横にパン屋があったのは、そういう需要があったからなんですね(笑)


~コンサートのおはなし~

さあ!いよいよコンサートの始まりです!

楽団員がゾロゾロとステージ上に入って来ます。
いいですねぇ、この雰囲気。

いよっ!待ってましたっ!(^O^)/ピーピー
・・・と心の中で叫びながら上品なフリして拍手で迎えます。

そして指揮者の大野さんが姿を現し、拍手はいっそう大きくなります。
そして大野さんがサッと指揮棒を構えた途端、一瞬にしてピタリと拍手が鳴り止み、

♪1曲目:フィガロの結婚 序曲

パーンと光が弾けるようなオープニングでいきなりテンションが上がります!!
気持ちいい~♪♪♪


なんとも華やかな前菜を堪能し、メインディッシュに移るのであります。

1曲目が終わり一旦ステージを去った大野さんが再び戻ってきました。

そしてその後ろから、とうとう、紗矢香サマの登場です!!


ギャーーーー来たーーーーー!!(=>ω<=)


右肩からお花のフリルがふんだんにあしらわれたワンショルダーのピンクのドレス。
少し髪を切ったのかな?セミロング位の髪をポニーテールにして、とっても可愛らしい。

ホ、、、ホンモノだ、、、!

初めてYoutubeで紗矢香サマを見たときの動画と同じ演目、ブラームス。
直に見れるなんて幸せです。


♪ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

静かに静かに始まり、ブワっと広がりまた遠くへ伸びていく音。
すーごーいー(><)

音の滝のなかへ、紗矢香サマの音色が降臨します。


私の席はステージ左側の2階席から見下ろす位置で、紗矢香サマの右肩の上から楽器全体が見えます。運弓も、指遣いも、よく見える!
なんであんなに指動くのー!

紗矢香サマはもちろんですが、奏者を観察しているとほんと、みんなそれぞれ弾き方が違うんですね。

・楽器を前に突き出すように構える人も居れば、真横に構える人
・大きく身体をゆすりながら弾く人も居れば、ほぼ微動だにせず弾く人
・右足を出している人も居れば、左足を出している人

あんなに密集していて、隣の人に弓がぶつからないのかしら?と思うほどです。

紗矢香サマはというと、時折ピョンと跳ねながら弾くのが印象的でした。
まるで卓球の福原愛ちゃんが、ポイントを取ったあとにピョンと跳ねてポジションに戻る時みたいな?(笑)

オケ全体で、日本人らしき人が4人居ました。
凱旋帰国ですね、観客としても誇らしいですね~。

紗矢香サマはバイオリン協奏曲のあと、バイオリン・アンコールとして

♪マックス・レーガー:プレリュード ト短調
をソロ演奏し、拍手喝采のなかステージを去って行きました。


休憩を挟んで、

♪交響曲第4番

♪アンコール

J.シュトラウスⅡ:ワルツ『春の声』 
J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ 
J.シュトラウスⅡ:『雷鳴と稲妻』

アンコールはノリの良い有名な曲ばかりで会場もノリノリ!

いや~、ええもん聴いた~(*´Д`*)コーコツ

個人的にはパーカッションがとても面白かったです。
あんなにトライアングルをガリガリ鳴らすの初めて見たw


指揮者の大野さん、最後にステージを去って行くとき、楽団員にパントマイムで

「飲みに行くぞ」

的なしぐさをしていました。(課長とかがよくやるあの仕草です)

さてウィーン交響楽団の皆さんは、あの後六本木のどこへ飲みに行ったのでしょうか。

こっそり覗いてみたいですねw



6 件のコメント:

  1. いいですねー。僕もGWに初めてのクラッシクコンサートに行きました。
    葉加瀬太郎のクラッシックシアターⅢです。バイオリンはまじめに弾いてますがマイク持つと冗談ばっかり言ってて楽しいコンサートでした。
    他にも、ユリア・フィッシャー、ジュリアーノ・カルミニョーラ、てっぺい先生、諏訪内さん、などなど機会に恵まれれば聴きにいってみたいです。

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    1. くろやんさん

      素敵なGWを過ごされたようですね!葉加瀬さん、いいな~w
      クライスラー&カンパニーの頃とか結構聞いてました。
      葉加瀬さんはお話も面白そうですね!
      どんな話をされたんでしょう?

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  2. とても楽しい感想でした(^o^/
    親しみやすい書き方なので、僕も行ったらこんな気持ちになるんだろうなぁと思いながら読みました^^
    フィガロの結婚序曲からのスタート、かなりテンション上がりますね。
    パンの話も面白すぎです…(笑

    クラシックも今年のうちには1度は聴きに行ってみたいです…!
    東京、しかもコンサートホールのすぐ近く。うらやましい…(><

    僕は最近このグループのファンになって、アイリッシュ音楽方面に傾き始めました。。
    http://www.youtube.com/watch?v=WdX78n0D3s4
    http://www.youtube.com/watch?v=0rckV6O5GT4

    どちらの動画も特に後半あたりから本当に楽しそうに演奏していて、魅力的です(*^w^*)

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    1. お返事遅くなりました~!
      やっと動画見れました…すみません、バタバタしてて(TへT)

      アイリッシュ…なのかな?ステキですね~☆
      ゆっくりお酒を飲みながら聴きたいです。
      教えてくださりありがとうございます!

      それにしても弓のすっごいトコ持って弾かれるんですね。
      最初弓が短いのかと思いました(笑)
      アイリッシュ独特のこぶし(?)弾くのにいいのかなw

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  3. さやかさんのコンサート羨ましすぎです!
    次あるときは、私も絶対チケットとろうっと^^

    >サントリーホールまで、事務所から徒歩5分
    なんと恵まれた環境ですね!
    サントリーホールのちかくのエクセルだったかな、なかなか寛げるなと思いました。
    この付近に会社あったら、いいなーなんて思った覚えがあります。

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    1. サントリーホールのコーヒーショップですね、ちょっと探してみます!
      あの界隈、事務所から一本向こう側の通りになるのですが、前回歩いたときにも素敵なレストランやら色々見かけて、かなり心踊りました♪
      お散歩するのにもいいですよね~♡

      紗矢香さんの次の公演、前回の公演の時に案内が入っていました。

      サンクトペテルブルグ・フィル
      1/28、29 サントリーホール
      招聘:ジャパン・アーツ

      チラシが出来たらお送りしますってあったので、申込みしておきました。チラシが届いたらUPしますね!
      1月って、ちょっと寒そうだけれども・・・。

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